シーモンキー
英語名“ブラインシュリンプ”、学名“アルテミナサリーナ”という塩水小えびで、昭和46年に手品メーカーのテンヨーが輸入発売した生物玩具だそうだ。生物玩具? 生き物をおもちゃにしたりして動物愛護協会とか怒ったりしないのかな? アメリカのソルトレイクあたりが原産とのこと。今も何社からか、同じようなものが発売されているらしい。
調べてみると、結構シーモンキーを飼ってて、しかもインターネットで観察日記を公開している人が多い。なんとオフィシャルサイトまである!
Sea-Monkey
Central( http://www.sea-monkey.com/ )
なんで?
実は、私は大学生のころ(10年以上前だ)、一度シーモンキーを飼っていたことがある。あの時は、結構ちゃんと育っていたのだが、うっかり水槽をひっくり返してしまって、全滅した。南無〜。今回は気をつけねば。ちなみに、そのとき買ったのも同じパッケージだった。記憶にはないが、当時も“アルテミアペット”という製品名だったのだろうか。このサイトでは、一般的な通り名の“シーモンキー”を使うことにしている。
デジカメで写真を撮ってみた
デジカメの機種は、フジのFinePix4500。最近のデジカメはよくできたもんで、マクロ撮影をすると、こんなに近寄ってもちゃんと撮れている。ただし、ここまで寄ると、デジカメのオートフォーカスではシーモンキーにピントを合わせることができない。やつら動くし。そこで、レンズの前に虫眼鏡を置いて、それを前後させることで、手動でピントを合わせてみた。たまごの写真のように、静止しているものなら、結構いけるようだ。
えさが無くなったら
以前に飼っていたときの記憶では、えさがなくなったらきな粉をあげてもいい、と書いてあったような気がするが、今回買った説明書にはそんなことは一言も書いてない。記憶違いか? そもそも、えさって、こんな緑色だったっけ?
金魚に食べられたり
シーモンキーというか、ブラインシュリンプというのは、ペットショップでは金魚のえさとして売られているんだそうだ。あ、もちろん、ネコのえさとしては売られていないと思う。
どうせ生き残るのは数匹
以前に飼っていたときの経験からいくと、大人になるのは5匹くらいか(あんまり覚えてないけど)。なんだろうねぇ。やっぱ、この水槽に対して適切な匹数ってのがあるのかな?
ルーペ 写真右のようなやつ。倍率は10倍。昔(10年以上前)デザインの勉強をしてた頃に買ったやつを押入れを引っかきまわして発掘した。左は今まで使っていた虫めがねで、倍率は不明。
で、このルーペをレンズの前にさかさまに当てて撮影をした。そのため、画像の周りに黒い部分ができてしまう。ピントは相変わらずこれを前後させることで手動で合わせている。人間の目だとぴったりにピントが合うんだけど、デジカメだとなかなか難しい。
東急ハンズ
新宿の東急ハンズ。ここのペットショップコーナーには、熱帯魚のえさとして、「ブラインシュリンプ」のたまごが売っていた。それと、もうひとつエサ用に、なんと「フリーズドライ・ブラインシュリンプ」というのを売っていた。中は見なかったけど、箱の表に印刷されていた写真を見ると、シーモンキーの成体がたくさんフリーズドライされていた。
うーん、私がかわいがっているものも、本当はやっぱりエサなんだなぁ。ちょっとブルーになる。まるで、ペットとしてアヒルを飼っていて、中国に行ったら肉屋の店先にいっぱいぶらさがっていたいたような気分か。
あるホームページ
海猿日記(http://kawano-jp.com/umisaru/umisaru.html)。kawanoという人が作っているホームページの中の1コーナー。
それによると、1.シーモンキーはグレート・ソルト・レイク生まれ。 2.塩分が濃いと小さいままで寿命が伸び、塩分が薄いと大きく成長するが短命 3.シーモンキーの寿命は3〜6ヶ月。 そして、問題の記述は、「シーモンキーは塩水湖生まれ。他のブラインシュリンプのことはわからないが、彼らに限って言えば“海水の元”で育てるのはよくない。正しく塩水で育てて欲しい。」
だそうだ。“正しい塩水”ってなんだろう? あと、グレート・ソルト・レイクの塩分濃度は書いてなかったが、その他のいくつかのホームページを調べたところ、どうやら海水の約6倍、20%くらいのようだ。
とすると、第3部で育てている、3.4%という海水は、相当濃度が低いことになるが、大丈夫だろうか? 塩分が少ないと大きく成長するが短命だそうだから、死ぬことはないのだろうか? でも20%と3.4%じゃ結構違うけどな。いつか調べてみるか。